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デザイナーだからセンスが良いというのは嘘。

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今日はある本を読みました。

 

「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義(著:水野学)

 

本の書評はここでは書きませんが、

この内容の講義を受けることのできる大学は、やっぱりいい大学だなと。

 

というわけで、この本で著者が言っている「デザインコンプレックス」「センスコンプレックス」の話を少し書こうかと思います。

 

デザインとセンスに対するコンプレックス

 

この本の第2講「デザインは誰にでも使いこなせる」で著者が「デザインコンプレックス」と「センスコンプレックス」について書いている。

この言葉自体、筆者がネーミングしたものかもしれないが、つまりはこういうことだ。

 

「私にはセンスがないのでわかりませんが・・」

「私はデザイナーではないのでデザインのことはわかりませんが・・」

 

こういう言葉は仕事でもよく聞く。

 

センスの良し悪しは、芸大でデザインを学んでいたか、いないかでもなく、現職でデザインに携わる仕事をしているか、してないかでもないということ。

 

わかりやすく例えるならば、

これは本当に美味しいご飯なのかどうか。

料理人じゃなくてもわかる。

 

そして、本当に美味しい料理をたくさん食べてきている人にこそ、

味のセンスがわかる、

 

1年間で300食、全国のラーメン店を食べ歩いたラーメン評論家のおすすめをみんなが聞くのは、

この人がラーメン職人だからではないだろう。

 

どれだけのラーメンの味という知識や経験を蓄えてきているかがラーメンを選ぶセンスにつながっているものだ。

 

 

センスがないというのは知識を蓄えていないということ

 

例えば、自分はデザイナーじゃないので、デザインはできない。というのはわかる。

しかし、デザイナーじゃないので、そこらへんのセンスはない。というのは違う。

 

実際にデザイナーなのに、なんでこんなデザインをしたのだろう。悪評されるデザイナーだって星の数ほどいる。

僕はかなり辛口なので、そういう人たちを「フォトショやイラレを使えるひと」と呼ぶ。

 

仮にフォトショやイラレを使えなくても、毎日100個のデザイン事例を見てきている人が、

デザイン制作に関わったら、デザインは間違いなく、関わってない場合よりも、いいものになる。

 

そういったデザイン思考や、センスフルな思考というのは、フォトショやイラレを練習しなくたって、得ることのできるものだ。

 

仕事においてデザイン思考はあればあるほど良い。

 

これからはデザイナーが稼げるという話ではない。

仕事をする上で、デザイン思考というものは、

ある背景があり、そこから課題を導き出し、その背景を編集し、デザインで解決するということ。

ここでにデザインは「グラフィックデザイン」でも「Webデザイン」でもない。

「伝える」というデザインだ。

 

営業やプランナーが普段作っている企画提案書にだって、それは必要であり、

コンビニエンスストアの店長にだって、それはあったほうが良い。

 

センスの磨き方

 

シンプルだ。

美味しいものをたくさん食べる。

良いものをたくさん見る。

 

この良いものとは自分が判断し、

より良いものを見つけた時、それはさらにアップデートされていく。

 

誰かに良いものを教えてもらうのも、良いが。

それだけでは磨かれていかない。

自分で判断ができるほどの引き出しを持つことが、いわゆる「センスが良い」につながってくる。

 

アイバタイキ
株式会社sozai 代表取締役 CEO / クリエイティブディレクター / エディター
1987年 8月三重県津市生まれ。東京の大学を卒業後、経営コンサルタントの会社に務め、2013年3月の沖縄へ移住。県内のデジタルクリエイティブ企業でプランナー、ディレクター、新規事業立ち上げなどを行い、2016年1月に独立。2016年7月にクリエイティブエージェンシーである株式会社SOZAIを創業。クリエイティブディレクターとして沖縄の観光振興・地域活性化を目的とした企画制作、メディアの編集をおこなっている。