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【第2回ピクタソン沖縄開催レポート】観光立県である沖縄の情報の整理と、ピクトグラムの作成フローの重要性

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2016年6月5日 第二回ピクタソン沖縄を開催いたしました。

 

先日、ピクタソン沖縄を開催しました。

2014年の12月に開催した1回目から1年半と少し間が空いての2回目開催でしたので

開催前の協賛企業集めを始めとした準備はとても苦労しましたが、

前回の2倍近くのクリエイターさんデザイナーさんに参加いただき、とても盛り上がりました。

そして今回は優勝商品「MacBook Air」を始め、準優勝には「iPad mini」、スポンサー特別賞には「Apple Watch」など豪華な商品が集まりました。

 

 

今回の優勝者は佐々岡妙子さん

 

優勝者はデザイナー兼ディレクターの佐々岡妙子さん!

実は、開催ギリギリに応募をされた飛び入りのクリエイターさんですw

 

 

第1回目のピクタソン沖縄では、フォトショイラレ使い始めて1ヶ月の女子大生の女の子が

決勝に残るなど、番狂わせが起きましたが、今回もこういうことが起きるから面白い!

 

というわけでMacBook Airは佐々岡さんの手に!!!

 

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写真左が佐々岡さん。右はライターのみやねえさんです。(写真の提供ありがとうございます!)

 

ゲストには

以前の記事でもご紹介した、カズワタベ氏、かっぴー氏、布施貴規氏にお越しいただき、

予選、敗者復活、決勝で制作された作品の講評をしていただきました。

 

 

デザイナーさんを苦しめるような癖のあるテーマを設定

 

予選Aブロックでは

沖縄の交通手段というテーマで「モノレール 車 自転車」という3つ

 

予選Bブロックでは

沖縄の天候というテーマで「台風 片降い 晴れ

 

敗者復活戦では

沖縄のコミュニティ文化の「模合(もあい)

 

決勝では

沖縄の南部・中部・北部のランドマーク的な市である「那覇市 沖縄市 名護市

 

それぞれのテーマが沖縄にちなんでおり、

予選Aの「モノレール」は、電車のない沖縄県では「ゆいレール」というモノレールが

通勤、通学、観光客の足となっていることから、設定。

 

予選Bの「片降い」に関しては、沖縄に住んでいる人や、観光に来た方なら、夏などによく体験する

「向こうは降っているけど、こっちは降ってない」「雨の境目が見える」というキーワードを選ばせていただきました。

 

敗者復活戦のテーマである「模合(もあい)」は、

ゆいまーる、いちゃりばちょーでー等、コミュニティ文化が特に強い沖縄の特徴的な文化の一つです。

模合とは(wiki)

 

 

なぜこれらのテーマを設定したか

 

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今回、東京からわざわざお越しいただいたデザイナーさんや、こちらに移住してきたばかりのデザイナーさんなど

そもそも「模合」って何!??「那覇市 沖縄市 名護市」!??何が有名なの!???

と、そもそも知らないキーワードで、だいぶ大変だったみたいです。

 

今回、あえて知らない人もいるであろうテーマを設定させてもらったのには

2つの理由があります。

 

 

要件定義というものの重要性

 

1つは、

ピクトグラムに限らず、制作を行う段階で

僕ら制作に携わるディレクター、デザイナー、さらにいうとフロントに立つ営業、プランナー、プロデューサーが、

まずクライアントに何をするかというと、必ずヒアリングをします。

 

クライアントの目的は何か?

誰に届けたいのか?

課題は何か?

 

様々なものをヒアリングしながら、要件を定義し、コンセプトを設計していきます。

これはピクトグラムの制作フローと全く同じです。

情報があり、その情報をもとにヒアリング、リサーチをかけ、要件定義、コンセプト設計をし、デザインに落とし込む。

 

つまり、ただデザインができる、デザインをするだけでないのです。

逆に言うと、僕ら制作に携わる人間は「デザイン」をするために、これだけのフローを通っています。

「こういうものを作ってください」 → 「はいわかりました」 → 「できました」 → 「ありがとうございます」

では、「目的を達成させることのできる価値のあるデザイン」はできません。

 

いわゆるディレクション。ここに予算を費やすことのない仕事が沖縄に限らず、

まだまだ世の中にはたくさんあります。

 

ピクタソンでは制限時間が20分でデザイン1パターン、50~60分で3パターンを、

このフローを通して作らないといけません。

デザイナーさんにとっては、相当大変なことなのです。

 

 

情報の整理にまだまだ課題のある観光立県沖縄

 

もう1つの理由として

 

沖縄県は観光立県を掲げ、県だけでなく、各市町村の行政、観光協会、民間企業が、

沖縄県への集客、経済を潤わすために、様々な取り組みを行っています。

 

私も同じように、これらの行政、観光協会などと一緒にお仕事をすることもある中で

そもそも、各地域の情報がなかなか整理されていない、発信している情報が本当に観光集客を狙うことのできる情報なのだろうか。

こう思うのです。

 

実際に、今回のピクタソンの県外からの参加者さんが

「那覇市 沖縄市 名護市」という情報を調べる際に、なかなか得たい情報が検索でも引っかからなくて

だいぶ苦労したと。

 

つまりまだまだ沖縄に訪れる、沖縄を知らない観光客にもそれぞれの地域の特性、魅力などが届きづらいということ。

 

ピクタソンの最後の運営者挨拶でもお話しさせていただきましたが、

各地域が「発信したい(魅力だと思う)情報」と観光客が「受信したい(魅力だと思う)情報」は同じだと限らないわけです。

 

インバウンド強化をしている沖縄でいうならば、

その観光客が、外国の方なのか?日本の方なのか?でも

受信したい(魅力だと思う)情報」は変わってくるのです。

 

ゲストのかっぴーさん(@nora_ito)が講評の際に、お話ししていた

「このピクトグラムがどんな用途で使われるのかをイメージしてみてください」というように

どのような状況で、誰が、何のためにそれを使うのか。というのが、欠けてしまうと

そのデザインは「綺麗なデザイン」で終わってしまうでしょう。

 

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ピクトグラムはそれがシンプルにダイレクトに影響してくるわけです。

 

 

デザインとは情報を整理し、必要な情報を抽出し、伝えるもの、それを決められた時間内で作成する厳しさがピクタソンの魅力

 

個人的に僕はそう感じています。

今回、20名近くの参加者さんと、多くの見学者の方々がイベントに遊び来てくれました。

それぞれの新しい交流も生まれ、これがまた別の場所でも新たな動きになったら、運営側も、大成功だと感じています。

 

沖縄のデザイナーさん、クリエイターさんがもっともっと面白い仕事ができる沖縄県に!!

 

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最後に、今回ゲストとして参加者の皆さんの講評をしていただきました

カズワタベさん、かっぴーさん、布施さん

ありがとうございました!

 

 

※参加者さんがブログやメディアで書いてくれました!

 

・おきなわ移住ライフハックさん

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当日写真はこちら

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随時更新中です。

 

アイバタイキ
株式会社sozai 代表取締役 CEO / クリエイティブディレクター / エディター
1987年 8月三重県津市生まれ。東京の大学を卒業後、経営コンサルタントの会社に務め、2013年3月の沖縄へ移住。県内のデジタルクリエイティブ企業でプランナー、ディレクター、新規事業立ち上げなどを行い、2016年1月に独立。2016年7月にクリエイティブエージェンシーである株式会社SOZAIを創業。クリエイティブディレクターとして沖縄の観光振興・地域活性化を目的とした企画制作、メディアの編集をおこなっている。
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2015年、来年はハロウィンや楽しいイベントが日本から無くなる。

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今日は2015年11月1日。

昨日は皆さんが楽しんだハロウィンでしたね。

 

ハロウィーン前夜に大盛り上がりの渋谷に突撃!仮装画像まとめ 前編

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Facebook、Twitter、Instagram等でハロウィンフィーバーでした。

可愛い女の子が、かわいいコスプレの写真をシェアして、僕もテンションがあがりました。

 

でも、来年はハロウィンができないかもしれません。

 

【炎上】ハロウィン参加者がゴミ放置で住民激怒 / 渋谷がゴミの山でブチギレ「ひどい仕打ちだ」

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今年も渋谷などで凄く盛り上がったみたいですね。

そして、11月1日は町中ゴミだらけ。

ボランティアのかたや、近隣住民のかたが掃除をする。

去年もそういった姿が見られました。

この人たちは来年もハロウィン開催を賛成するでしょうか。

「若者が楽しめれば、それでいいんです、喜んで掃除しますよ。」なんて思う人は誰もいません。

 

僕も、仕事で沖縄に東京からイベントを誘致したり、

開催に向けての企画をすることもありますが、

 

イベントを開催する時に、どのようなフローが必要か説明します。

会場をお金で借りて、チケットを売って、開催して、儲かってハッピー!

というわけではありません。

 

渋谷はどうなっているかはわかりませんが、

街中で皆が楽しめるイベントを開催するためには、

開催場所の通り会に企画内容を話し、許可をもらい、

更には道路使用許可を警察に提出します。

 

万が一けが人が出た場合、どういうルートで救急車や消防車が通行するのか?

イベント参加者以外の通行人の通行するスペースはちゃんとあるのか?

イベントで出たごみや、排泄物は誰が片づけるのか?

 

様々なリスクを考えて、そこまでの計画書を提出します。

 

それで初めて企画の許可をもらえます。

 

そして、開催する場合。

近隣の住民の方に迷惑がかかる可能性があるため、開催前に各店舗や住人に挨拶をし、

了承を得ます。

それで初めて、ちゃんと開催ができます。

 

 

そして、イベント当日。

皆さんは楽しいでしょう。

運営側は、けが人が出ていないか?

問題は起きてないか?常にあらゆる場所に目を向け、終了まで大変です。

終了後は、開催前と同じ状態に復帰するため、掃除をします。

 

これが、イベントです。

もしも、イベント後、そこにゴミの山があったら、、

町中が生ごみ臭くなっていたら、、

そこらへんに立ちションのあとや、おう吐物があったら・・・

 

その通りでは二度とイベントなんてできないでしょう。

 

ハロウィンを楽しむことは良いです。

でも、マナー、ルール、モラルを守れなければ、こういう楽しいイベントは日本から無くなります。

 

楽しければ何でもいい!って思うなら、自分の土地でやってください。

自分の家、部屋でやってください。自分のモノであれば壊そうが、散らかそうが、なんでもいいでしょう。

 

皆が使う場所以前に、近隣に住んでいる住民のことを考えてください。

あなたの家の前で、夜中までお化けの格好した若者が、酒を飲んではしゃいで、ゴミを持ち帰らずにいたら、

とても腹立つでしょう。

 

どこでも同じです。

 

これからも日本で楽しいイベントが開催されるように、参加者の皆さんも

一人ひとりが意識して、始まりも終わりも、その後も気持ちのいいイベントにしましょう。

 

 

アイバタイキ
株式会社sozai 代表取締役 CEO / クリエイティブディレクター / エディター
1987年 8月三重県津市生まれ。東京の大学を卒業後、経営コンサルタントの会社に務め、2013年3月の沖縄へ移住。県内のデジタルクリエイティブ企業でプランナー、ディレクター、新規事業立ち上げなどを行い、2016年1月に独立。2016年7月にクリエイティブエージェンシーである株式会社SOZAIを創業。クリエイティブディレクターとして沖縄の観光振興・地域活性化を目的とした企画制作、メディアの編集をおこなっている。