僕が沖縄で出来るコトと出来ないコト。移住者がただの他所者でしかなくならないために。

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僕は移住者でよそ者だ。

これが沖縄では弱いところでもあり、強いところでもある。

 

でもこの強みと弱み、

つまりは、沖縄で自分が出来るコトと出来ないコトを認識して

動いているヒトはそう多くはない。

 

郷に入っては郷に従え

という言葉がある。

「その土地(又は社会集団一般)に入ったら、自分の価値観と異なっていても、その土地(集団)の慣習や風俗にあった行動をとるべきである。(wiktionaryより)」

 

東京から沖縄に移住してきたヒトは沖縄に習慣・文化に対し、

様々な違和感を感じることかもしれません。

 

しかし、

移住者の僕たちは、そういう沖縄が好きも嫌いも、選んで移住してきたのではないだろうか。

 

「東京ではこうだった。」

「こっちのほうが効率が良いし、こうしたほうが良い!」

 

という、

東京で様々なキャリアを積んできたヒトが

沖縄のペースを無視して、思ったことを思ったように動かそうとするから

コトは思い通りにいかなくなる。

 

それを

「沖縄のヒトはスポードが遅い。」

「沖縄のヒトは使えない。」

というのは間違っている。

 

そういうこと言うなら、

他所者のアナタ一人でやってみたらいいじゃない?

誰も協力などしてくれないし、一人では絶対にできないから。

 


たとえ、

それが効率が悪くても、効果が小さかったとしても

地域のヒトが自発的に取り組んで進めているコトは持続的なものになっていくと僕は感じます。

 

そんな持続的な動きのペースを変えずに、更に広め、更に地域の人たちが楽しみながら面白いコトをするための、あくまでサポート役。

これが僕ら他から来た別のソリューションを持っているヨソ者が入る意義ではないのではないでしょうか。

 

そりゃ、効果をもっと出すためには、

もっと本気を出させれば良い!というのも一理あるかもしれません。

 

でもそれが地域では好まれない(むしろ効率的ではない)のは、実際に地域の現場に入らないとわからないことなのです。

 

僕は想います。

極論、

「お金もらえなければ、地域活性化なんてしない。」っていうヒトには

地域活性化をしてますなんて言ってほしくない。

 

お金を稼ぐことが悪いことではありません。

ボランティアで地域活性化をしろというわけでもありません。

 

その地域とそこのヒトたちが好きで、その地域を更に盛り上げていくために、自分も手伝わせてほしい!っていうヒトが

そこでお金を稼ぐことは悪くはない。

それが持続可能性だから。

 

沖縄には特別ってくらいの観光予算などが毎年入ってきます。

 

だからこそ、様々なヒトが地域に入ってきます。

その地域が好きだから入る。お金が稼げるから入る。

 

様々な思惑があるでしょう。

 

どちらにしても、沖縄のイイトコロに目を向けながら、活動してほしい。

 

日本に来たのに、日本人を見下している外国人のような、他所者にはならないでほしい。

 

外国人が日本人よりも遊び方、生き方、稼ぎ方のバリエーションが豊かなように、

他所者が地元のヒトより遊び方、生き方、稼ぎ方のバリエーションを持っているのは当然なんです。

 

それを自分たちだけでやるから、「ただの他所者」として、地元のヒトに受け入れられなくなる。

 

沖縄のヒトは他所者に冷たいと、よく聴きますが

そんなことはありません。

 

少なくとも僕は冷たくされたことはない。

それは地元のヒトの向き合い方の問題なのではないでしょうか。

 

他所者の自分ではできない、地元のヒトにはできる事というのを改めて考えてみるとわかる。

 

沖縄に来て、ナイチャー(移住者)同士でしか集まらないコミュニティもつまらないでしょう。

 

 

 

アイバタイキ
株式会社sozai 代表取締役 CEO / クリエイティブディレクター / エディター
1987年 8月三重県津市生まれ。東京の大学を卒業後、経営コンサルタントの会社に務め、2013年3月の沖縄へ移住。県内のデジタルクリエイティブ企業でプランナー、ディレクター、新規事業立ち上げなどを行い、2016年1月に独立。2016年7月にクリエイティブエージェンシーである株式会社SOZAIを創業。クリエイティブディレクターとして沖縄の観光振興・地域活性化を目的とした企画制作、メディアの編集をおこなっている。
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