地方企業のいわゆる「 Web担当」という職の大きな誤解

YOSX8588_TP_V

 

 企業が欲しがる「WEB担当」の定義は?

 

県内企業にお邪魔させていただく時に、よく耳にする「 Web担当」という言葉。

もちろん、これは IT・ Web関係の企業ではなく、食品、観光系などの制作が基本ではない企業の「 Web担当」のお話。

 

企業の人事からお話を伺う際に「Web担当」を雇いたい。と言われるが、

この企業の人事がイメージする 「Web担当」とはどんな人のことを指すのか。

 

・Webマーケティングなどを熟知しており、 Webを含めたPRなどの戦略を立てることができ、それを制作会社とかに指示して一緒にうサイト制作を進めることのできるディレクター?

 

・サイト制作自体をできる Webデザイナー?

 

・全部できる人?

 

僕がこれまで聞いた県内企業では一番下の「全部できる人」という答えがいちばん多い。

つまりシンプルに言うとこうだ。

 

・ マーケティングとPRに強く、戦略を立てることができ、デザインスキル、プログラミングなど一括してできるひと

 

PRには、例えば SNS運用も含まれてくるだろう。

定めたターゲットに、適切なコンテンツ発信を行う。

サムネイル(写真)の調達から、ライティングまで行うことになる。

 

 

戦略を立て、制作まで一括行うことのできるWeb人材は皆無です。

 

僕は、こういう Web担当が欲しいという企業さんには

それを全てできる人は県内探しても滅多にいません。」と話をする。

 

なぜ、そういう企業が「Web担当」を欲しがるのか。

確かに内部に常にいて、 Web周りのことは全てこの人に聞けば解決してくれるというスペシャリストがいてくれたら、どの企業だって嬉しいでしょう。

 

しかし、そういうスペシャリストはほとんどいません。

採用活動の中で、そういう要件で募集をして、来る方は

デザイン、コーディングスキルを持っていたとしても、その人がマーケティング、広報など

 IT、 Web制作会社でマルチにやらせてもらっていたというのは、環境的にほぼないでしょう。

 

その際に、企業側はデザイン、コーディングスキルを持っているから雇ってしまいがちです。

 

 

戦略は社内で行い、制作は社外パートナーにお願いする 

 

しかし、僕は思う。

ここで必要なのは、制作スキルではなく、 Webマーケティングや、 Web運用、企画、戦略を立てることのできるプロデューサーやディレクターの方ではないだろうか。

 

制作は信頼できる制作会社としっかりとパートナーを組んで、ディレクターが指示を出せばいいだけなのです。

 

なので、全てを持っている人を「Web担当」として雇おうとすると、制作スキルを持つ人を雇いがちになってしまい、この人は戦略や方針を立てることができない。

それなら制作スキルはそこまでなくても、ディレクターを社内で雇うことをお勧めします。

 

アイバタイキ
株式会社sozai 代表取締役 CEO / クリエイティブディレクター / エディター
1987年 8月三重県津市生まれ。東京の大学を卒業後、経営コンサルタントの会社に務め、2013年3月の沖縄へ移住。県内のデジタルクリエイティブ企業でプランナー、ディレクター、新規事業立ち上げなどを行い、2016年1月に独立。2016年7月にクリエイティブエージェンシーである株式会社SOZAIを創業。クリエイティブディレクターとして沖縄の観光振興・地域活性化を目的とした企画制作、メディアの編集をおこなっている。
Pocket